京都・東山花灯路2011へ行ってきました。もちろん、ひとりで。
京都・東山花灯路2011へ行ってきました。もちろん、ひとりで。
東日本大震災が発生した3/11から、2日目。
明治以来の観測史上最大、マグネチュード9という無茶苦茶な地震、
日本最高度の津波防災力を持ってたであろう三陸地方を一瞬で飲み込んだ津波、
そして天災によって引き起こされた人災である、原発の爆発事故。
阪神の時とは違い、いまだ災害の全容さえつかめないほど被災地は広範であり、
そして言うまでもなくそのほとんどの地域で電気を含むライフラインはストップしてます。
電力不足により、翌14日からは首都圏でも計画停電が行われることが、決定。
そんな状況の中、大量の行灯を点灯する閑散期集客行事・京都花灯路は、始まってしまいました。
ご存知のとおり、東日本と西日本では交流の周波数が異なるため、直接送電ができません。
周波数変換した上での送電量MAXは、100万キロワット。対して、不足は1000万キロワット。
どうにもならん、と。ならば敢えて開催し募金を集めようではないか、と考えての開催だそうです。
ただし、公式ブログでも翌日以降どうなるかわからんと明記されてますし、
現場で歩いてる時も「今日で終わりらしい」という声を何度も聞きました。
そんな花灯路、行ってきました。
東山花灯路は、青連院あたりから清水寺まで、主に神宮道に電飾行灯を設置するもの。
ところどころでアートやいけばなの展示も行い、近隣寺院もライトアップなどで連携。
が、正直、地味です。行灯が地味というより、街そのものが明る過ぎるんですよね。
震災を受けて、こちらもライトアップが先行き不明の、ギンギラギンの知恩院。
この巨大さと派手さの前に、行灯の存在、完全に霞んでおります。
ライトアップされた円山公園のしだれ桜、そして長楽館。
もちろん円山公園の中にも行灯が大量に設置されてるんですが、人が多過ぎて日和りました。
大谷祖廟の参道、電飾生花、そして人、人、人。
「明日は連休か」と思うくらい、至るところで物凄い数の人がウロウロしてます。
大雲院近辺の交通規制看板と行灯、そしてライトアップされた祇園閣。
画像では伝わりませんが、ここも無茶苦茶な人の数でした。
ねねの道。
画像で見ると空いてるように見えますが、ここも実際には人だらけです。
高台寺前。ね、行灯にあんまり目が行かないでしょ。視線はどうしても上へ行く。
一念坂。
観光のためだけに作られた、一念坂。でもその割には観光客に素通りされがちな、一念坂。
そんな侘しい佇まいが私は案外好きなんですが、今夜は人でいっぱいです。
二年坂前。人、増え過ぎです。
なるべく顔が映らないように撮るんですが、避けようがありません。
二年坂、そして産寧坂。御覧の通りの有様です。
携帯カメラの画面しか見てない人、観光ハイで足元もおぼつかない人、
持ち馴れない三脚抱えたなんちゃってカメラマン。極めて、危険です。
産寧坂を登りきって、合流した清水坂。もう、わけがわかりません。
外来の観光客、近隣から来たらしき客、ともに多し。
今日泊まるホテルの話をしてるような人、たくさんいました。
カップル率、当然高し。若い女性グループも多し。リア充臭い混成グループも多し。
単独男にとっては、完全なる四面楚歌状態。実際、単独者は男女とも非常に少ないです。
それにしても、何でこんなに人が多いんでしょうね。
そんな京都・東山花灯路。
好きな人と見たら、より集客策なんでしょう。
でも、ひとりで見ても、集客策です。
京都・東山花灯路2012へ行ってきました。もちろん、ひとりで。
清水寺・2011年花灯路協賛の夜間拝観へ行ってきました。もちろん、ひとりで。
清水寺の東山花灯路2012特別夜間拝観へ行ってきました。もちろん、ひとりで。
東山花灯路2013と清水寺特別夜間拝観へ行ってきました。もちろん、ひとりで。
【客層】 (客層表記について)
カップル:4
女性グループ:2
男性グループ:若干
混成グループ:1
修学旅行生:0
中高年夫婦:1
中高年女性グループ:1
中高年団体 or グループ:1
単身女性:若干
単身男性:若干
【ひとりに向いてる度】
★
色気、人圧、ともに甚大。
【条件】
日曜 19:40~20:10
京都・花灯路 例年3月中旬に「東山花灯路」 12月上旬に「嵐山花灯路」を開催。 公式サイト 京都・花灯路 |